こだわり抜かれたデザインや込められたデザイナーの想い。
スペシャルな一品をご紹介していきます。
FRANK LEDER ヴィンテージ ベッドシーツシャツ ウィズ サイドポケット
フランクリーダーの定番アイテム、ヴィンテージベッドリネンシリーズのシャツをご紹介したします。
◯“ヴィンテージベッドリネン”とは
リネンという文字があるから素材はリネンだと思う方、多いと思います。
でも実はコットン素材なんです。
僕も最初はリネン素材のシャツを探していて、検索するとフランクリーダーのこのシャツがヒットしたことがフランクリーダーを知るきっかけになりました。
これはベッドシーツとして用いられていた生地を用いてできたシャツだからベッドリネンとなっています。
◯定番アイテム誕生の背景
フランクリーダーのお洋服に使われているのは1960年代のデッドストックの生地が用いられています!
なんでそんな昔のものがデッドで残っているのかと言いますと…
1960年というば冷戦、この頃ドイツでは民間防衛のためにこの生地が量産されたそうです。ベッドシーツだけでなくバンカー(壕)をおおうためにも作られました。
しかし時代の変化とともに徐々に需要がなくなってしまったため、倉庫に保管されていたそうです。
それをフランクはお洋服に変えてしまいました…!
天才ですね。
◯こだわりポイント
⑴ボタン
布張りのヴィンテージボタンが用いられています。
全てがかっこいいですね。
このボタン最初は濃い生成り、キャメル(?)のような色をしてます。
これをどんどんきて洗濯していくと…
なんと白くなります!(このボタンは私物のヴィンテージベッドリネンシャツで、ワイン染されているものなので、若干色味は異なります。参考程度にお願いいたします。)
ボタンの経年変化ってなかなか気がつきませんが、細かいところの目を向けてみると意外と新しい発見があります。
フランクのお洋服はそんな発見に気づかせてくれます。
またボタンは着脱を繰り返すと、取れてしまします(個人的にはあえて取れやすく作っているのではないかと思います)。
取れてしまったからといって凹むことはありません。
糸の色を変えてボタンをつけてみたり、ボタンそおものを変えてつけて自分だけの1着にするというのもまたフランクのお洋服の魅力です。
⑵ハリのある生地
この生地はコットン素材で最初はハリのあるパリッとした生地感です。
しかしこれまたお洗濯することで生地が柔らかくなっていきます。
また生地の色も生成りだったお色が白に近づいていくみたいです
(選択による縮みがあるみたいなので少し大きめを買うことをオススメします)。
そしてパリッと生地感ならではの、「シワ」。
腕を曲げることでお洋服にできるシワが綺麗に残ります。
これまた素敵なポイントです。
⑶ピスネーム
ネームタグのようなものです。
白のラベルに赤い文字が映えます。
赤い文字はコーディネートのアクセントになります。
⑷ポケット
なんとシャツにポケットがついています!
しかもかなりの大容量。
大きいポケットがあるとありがたいですね〜
まとめ
フランクリーダーのヴィンテージベッドリネンシャツについて話しましたが、オシャレ着ととしても、デイリーユースで気をつかうことなく切ることのできるお洋服です。
現在、古着を買う人たちが圧倒的に多いと思いますが、フランクリーダーのお洋服は古着にも合います。
フランクのこだわりが詰まった定番アイテムは名作アイテムであるとも思っています。